2世帯住宅を相続に活用しよう

2世帯住宅に住もう!

いざ新築する際に2世帯住宅での同居を選ぶか、別居を選ぶかは結婚生活を存続させていくために、大きな問題になります。親世帯と子供世帯が共存できるかメリットもあり、デメリットもあります。デメリットの最たるものは、子育てに口を出される事や親視点からの注文など生活に口や手を出されることです。良い関係を作れれば、子育てを手伝ってくれる、夕食を準備してくれる等即ちメリットにもなります。

また相続にも有利になります。小規模宅地等の特例のうち特例居住用宅地等の適用です。これは240平米までの土地の場合、同居親族はその後も居住、土地の所有を継続することを条件に土地の評価額を80%減にする、というものです。今までは親が一階、子世帯が二階に住んでいた場合、内部に階段がある場合は適用、外部のみに階段がある場合は不適用、と実際に内部の行き来があるかどうかによって制限されていましたが、平成25年改正され外部の階段のみの二世帯住宅でも適用されるようになりました。

また平成26年からは相続税の基礎控除額が縮小されることが決まっています。3人受け継ぐ人がいた場合、今までは8000万円の控除額だったものが4800万円の控除額と4割も縮小しました。外階段でプライベートを守りつつ、二世帯住宅で万が一の際には適用を受け恩恵を受けるのはいかがでしょうか。